関根直子 (Naoko Sekine)

CV

1977年、東京都墨田区に生まれる。

関根直子は「線で描く」ということへの興味を、既に武蔵野美術大学在学中に抱いていた。

大学では、油絵を専攻していたが、その定型化した制作方法に違和感を覚えたことから、表現方法の基本的要素—線—、またその表現と〈見る〉という行為の関係性に着目し作品を制作する。

1998年から、表現に対する基礎的要素の選択は、作品の主題にもみられる。関根は、風景や自然など日常にありふれたものを選択し、描くモチーフを、次第に曖昧なものとして表現した。

抽象的でもあり具象的でもあるこの作風により、2008年、「VOCA展2008」にて府中市美術館館長賞を受賞する。

作品の変遷と共に、関根は表現と〈見る〉行為との関係性への問いかけを更に深める。

実際の身体的な体験を通して制作し、その感覚を、鉛筆やニードル、ガッシュなど様々な媒体で描かれた線や構図を用いて表現する。

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