中村穣二(Joji Nakamura)

CV

中村穣二は1974年千葉県に生まれた。

70-80年代の中村だけをみれば、彼が東京の現代美術を背負うアーティストになるとは想像出来ないだろう。

子供の頃から書家である母親の作品は身近な存在であったが、芸術に対して強く興味を抱くようになったのはカリフォルニアのサンタバーバラを訪れてからである。そこで日本現代美術アーティストとして著名であった友人の作品を目にし、彼らの生き方に自己を見出した。

それから中村は、独学で絵画を学ぶ事を決意し、美術の世界へとのめり込むことになる。

15年以上母親の書道作品を彷彿とさせるモノクロの作品を制作してきたが、2017年から友人の勧めにより絵具とキャンバスを用いて制作している。