関根直子 Sekine Naoko

 

1977年、東京都墨田区に生まれる。

関根直子は「線で描く」ということへの興味を、既に武蔵野美術大学在学中に抱いていた。大学では、油絵を専攻していたが、その定型化した制作方法に違和感を覚えたことから、表現方法の基本的要素—線—、またその表現と〈見る〉という行為の関係性に着目し作品を制作する。

 

1998年から、表現に対する基礎的要素の選択は、作品の主題にもみられる。関根は、風景や自然など日常にありふれたものを選択し、描くモチーフを、次第に曖昧なものとして表現した。抽象的でもあり具象的でもあるこの作風により、2008年、「VOCA展2008」にて府中市美術館館長賞を受賞する。

 

作品の変遷と共に、関根は表現と〈見る〉行為との関係性への問いかけを更に深める。実際の身体的な体験を通して制作し、その感覚を、鉛筆やニードル、ガッシュなど様々な媒体で描かれた線や構図を用いて表現する。

Phantom

ガッシュ、鉛筆・パネル、35,5 x 32 cm、 2019 © Masaru Yanagiba

主な個展

 

2019

  • 「風景の作用-Act of Scenery」Mizuho Oshiroギャラリー(鹿児島)

2018

  • 「風景の作用」GALERIE ANDO(東京)

2017

  • 「NAOKO SEKINE EXHIBITION」 MA2 Gallery(東京)

2016

  • 「終わらない庭-Act of Scenery」GALERIE ANDO(東京)

2015

  • 「ここに、はての、拡散した1」MA2 Gallery(東京)

2014

  • 「言葉の前の音」GALERIE ANDO(東京)

2012

  • 「先行するものたちへ-Naoko Sekine Creations in 1999」 第一生命南ギャラリー (東京)
  • 「昼と夜、時の間-go for a walk at twilight」MA2 Gallery (東京)
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