同時に、ルイタロンは6つものアートプロジェクトを行っている。その中のひとつとして Palanayアートプロジェクトでは、世界中の40都市から聖書を収集し、それらを私記の一節に変身させた。彼の芸術活動に特筆して見られる特徴は日記というものをアートという形に表現するという点だ。同時にアーティストは、子供時代と彼の世界20ヶ国の旅行日誌からインスピレーションを得た新しい視覚的、また叙述的な取り組みを模索している。
ルイタロンが行った他の5つのアートプロジェクト
Atten-Hut アートプロジェクト 2011
– 21000ものプラスチックの兵士のおもちゃのインスタレーション。フィリピンで行われた最新の法律改革を強調させる目的で行われた。
Meupia アートプロジェクト 2012
– フィリピンのマノボ族とのコラボレーションで実現したインスタレーション。マノボ族の社会的問題を取り上げるために行なわれた。
Posporo アートプロジェクト 2013
– 複数の作品を再編成したプロジェクト。社会的問題を警告する目的で行われた。(11月13日に発生したパリのテロ事件に対するメディアの待遇について追求)
Retrace アートプロジェクト 2015
– いくつもの芸術的コラボレーションによって実現したプロジェクト。アーティストの子ども時代を振り返る。
Bar Code Diary プロジェクト 2016
– バーコードとQRコードを用いた複数のアーティストとのコラボレーション。