中里伸也 2018年4月19日>5月12日

中里伸也

Fragments d’ateliers/アトリエのかけら

2018年4月19日>5月12日

No.41 80 x 68,5 cm、インクジェットプリント 2016

中里伸也は、写真と絵画の二つの学位を持つ。10年以上に渡る写真の展開は言わずもがな、その進化に見られる連続性はファンを惹きつけてやまない。

フランスの写真家、ウジェーヌ・アジェを崇拝している中里は、セピアから濃色に移ろうトーンの中で、都市の風景と、構成された屋内の写真を発展させた。中里はその後、自身のペインティングのアトリエ内のインスタレーションを追求することとなる。特定のオブジェだけにフォーカスすることによってボヤけた空間を残し 、抽象的な図を作り上げる。この理想的なアトリエの中に、中里は自身がペイントしたガラスと木の板を忍ばせ、キュビズム、もしくは抽象的な印象派のような効果をもたらす。しかし、あくまでもそれらは写真であった。

2017年に中里は古いネガを利用し、それに直接ペイントすることにした。中里の大胆な筆使いは、アクセントをつけながら、写真のいくつかのオブジェをぼかす効果をもたらした。鑑賞者は、家具や花瓶、筆など、中心のオブジェを認識することはできるが様々な素材と色の渦の中で、視点のやり場を失う。写真は絵画となったのだ。

 

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